Quantcast
Channel: 豊健活人生のために大切なこと : 春山昇華
Browsing all 500 articles
Browse latest View live

Image may be NSFW.
Clik here to view.

ポジション・トークは相場の体温計

ポジション・トークには、2種類ある1:株を保有している人が発するポジション・トーク2:株を持っていない人が発するポジション・トークポジション・トークを発するのは人間だ人間は感情の生き物だ。そして人間は心配性だ。いまでこそ人類は地球上を我が物顔で闊歩しているが、地球上に人類が生まれてからの大部分の時間は小さくて弱い哺乳類だった。だから人間のDNAには、「死ぬな、生き残れ、逃げろ」という兎にも角にも(経...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

緩衝地帯としてのイラク

2013年シリーズ第8回(http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51771421.html)の続きです1980年代までの東西ドイツ、現在も続く南北朝鮮、これらは米ソ冷戦時代に始まる東西イデオロギーの「緩衝地帯(=つばぜり合いを演じる場所)」だ。似たような意味で、イラクはシーア派(イランが親分)とスンニ派(サウジが親分)の対立する二大勢力の緩衝地帯...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

弱すぎるサウジ

スンニ派の親分=サウジという状態は最近のことだ。少し前まではエジプトだったが、2010年のアラブの春、エジプト革命でムバラクの強権政権が崩壊し、その後の政治と経済の混乱&弱体化で盟主の地位を名実ともにサウジに譲ってしまった。その辺の経緯はブログ(宗教の呪縛から抜け出せないムスリムたちの国々)に書いているのでお読みいただきたい。また中東の警察官の地位は、第二次世界大戦までは英国だった。覇権の行使は経済...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

「敵の敵は味方」の失敗

敵の敵は味方、という作戦は古今東西で使われてきた。敵が憎いがゆえに、敵の敵の素性やその後の後始末などは後回しにしたり考慮せずに「敵の敵を利用する」という短視眼的な費用対効果で敵の敵に武器や資金を援助してしまう。米国の軍事行動もその例外では無かった。最初は、1980年代の話・・・イラクのサダム・フセイン(イラク国内の少数派スン二派)に武器と資金を援助して、イランとの戦争を遂行させた1978年のイラン革...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

「サウジ&USの敵はアサド政権(シリア)、アサド政権の敵ISILはサウジ&USの味方」という作戦の失敗

ISILは2006年に活動を始めた「スンニ派過激派組織」だ詳細は、ここwikipediaを参照してくださいUS:...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

国家意識がないから民兵が主役

中東の多くの国では国家や国民という意識が低い。部族あって国家無しと言われている。それは国の軍隊にも反映されている。軍隊が真剣に国家を防衛するという意識が低いと、国民は自衛の意識が高まる。その結果、自衛のための民兵組織が堂々と存在することになる。イラクに関係する主だった民兵組織を紹介すると・・・・1:マフディー軍そのムクタダー・アッ=サドルを指導者とする民兵組織マフディー軍だが、2003年6月頃から活...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

毒を持って毒を制す作戦? 困ったサウジがISILに援助を再開?

今回の騒動の発端はカタイブ・ヒズボラ(KH)の著しい伸長だ事の始まりは、2019年12月27日にイラク北部キルクーク近くの米軍基地がロケット弾攻撃を受け米軍事企業の米国人1人が死亡、米兵4人が負傷したことだ。その報復措置として、米軍は2019年12月29日に複数のカタイブ・ヒズボラ(KH)の拠点を攻撃したのだ。(参考:https://www.afpbb.com/articles/-/3261734)...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

特集目次:イラン VS US(2019年12月~2020年1月)

年末年始のイラクでの騒動は「イランVSサウジ」の代理戦争=「スンニ派VSシーア派の8世紀以降の1300年の派閥抗争」です。その背景、これまでの事件、2020年代の想定などを正月休みに熟慮して書いてみましたまた、今回の事件の周辺領域も理解していた方が良いと思うので、2013年に書いたブログを紹介します1:2020年1月4日:緩衝地帯としてのイラク2:2020年1月4日:弱すぎるサウジ3:2020年1月...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

お金は早く動く 1-2月は日本株の正念場

野田VS安倍の党首討論から始まったアベノミクス相場の初期は、「1年後の利益の大幅な増加を予想した」投資家の腰の据わった買いで始まった。アナリストの予想利益の書面による上方修正の発表を待たずに、投資家は利益の大幅増加を確信して株価を買い上げた。その結果、アナリストが修正しない状態での予想利益に基づくPERは大幅にジャンプアップした(緑丸部分)2019年10月以降も似たようなPERの上昇がみられる(上図...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

ファンダメンタル以上に、お金は“激しく”上下動する

早すぎる買い、ここぞ!と思って買っても、その後も大きく下がってがっかりすることは多い早すぎる売り、大幅に儲かったし相場に過熱感もあるからここで脱出すべきだと判断して売りを実行しても、その後の結構な値上がりをみて悔しい想いをすることも多いこれらの「早すぎる買い&早すぎる売り」の要因は、企業のファンダメンタルに対応した冷静過ぎる投資判断だと思う。前回ブログで「投資家(投資マネー)は実物経済のサイクル(=...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

お金は熱しやすく冷めやすい

1:投資マネーは実体経済よりも早めに動く2:投資マネーは実体経済のファンダメンタルの振れ幅以上に激しく動くの続きです投資マネーは、実体経済よりも熱しやすく冷めやすい投資マネーは、特に循環株に投資する資金は、過去のパターンやサイクルを勉強して熟知しているので、先読みが得意だ。この先はどうなるかを我先に連想して投資マネーは動いている。つまり温故知新が高レベルで機能する世界である。一方、企業経営者は慎重だ...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

物とお金の関係を図にすれば

過去3回にわたって書いたこと・・・1:投資マネーは実体経済よりも早めに動く2:投資マネーは実体経済のファンダメンタルの振れ幅以上に激しく動く3:投資マネーは、実体経済よりも熱しやすく冷めやすい・・・をまとめて図にすれば、下のようになる株価は、投資マネーに翻弄されて、企業業績の変化よりも早く、大幅に、節操なく、上下動するものなのだ。特に循環株に関しては上記のような株価の動きを体得してから資金を投じるこ...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

消費に懸念が生じた中国

コロナ・ショックによる株の下落を比べると香港・中国は日米欧よりも小さいそして、コロナ・ショックから最初に回復する中国香港株が世界をけん引するという期待も聞かれる2020年初来の下落率は低いのは確かだが、この数年を見ると香港中国は低迷が続いているのだ。長期低迷の背景は業績の低迷だ下図に示されたように、2015年以降上海インデックスのEPSは低迷が続いているのだ。業績が改善しない限り、株価の上昇は短期の...

View Article


暴落したら頭をリセット

暴落したら、頭をリセットする必要がある 人間の脳は「現状から少ししか変動しない」前提で思考する仕組みになっている 大変動時には投資戦略の基本部分を組み替える必要が生じる場合がある だから、全てを白紙から再検討して、新戦略を練る必要がある~~~ 現状から少ししか変動しないという習性があるので、大幅変動(大幅な上昇や暴落)を想像することすらできない。このような傾向は心理学的にはアンカリングと呼ばれている...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

春山ルール 50 : 暴落時の銘柄選択

暴落中は、景気敏感銘柄や高いリターンを投資家が期待しているような高PER銘柄などのハイリスク・ハイリターン銘柄はインデックス以上に大幅に下落する。投資家が一斉に逃げ出そうとして我先にと売却を急ぐからだ一方、電力・ガス・通信などの高配当銘柄や生活必需品関連の安全銘柄の下げは軽微にとどまる。暴落はどこかで大底に達し、その後は反発相場に転ずる。それを合図に、パフォーマンスの優劣が逆転する。だから、大底を過...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

春山ルール 51 : ファンクラブの買いは「一回限り」

2020年3月16日現在、市場はファンクラブ領域にある。非常に安い状況なので、ここが最安値だと感じて買い出動したくなる。しかし、春山ルール47で述べたように、最安値だと思って買いを入れても、その後にさらに下がるとナンピンしてポジションを増やす、もっと下がると、また買う、結局大底のかなり手前で資金を使い果たしてしまうという状況に陥ることが多い。中上級者でない限り、ファンクラブ領域での買いは一回だけにし...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

推薦図書:石井独眼流実戦録、かぶと町攻防四十年

戦後の日本株の歴史を知る資料・記録として、手引書として、日本の誇る日本の誇る名著である1

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

推薦図書:日本証券史(3)

天才相場氏の石井氏(石井独眼流実戦録の石井氏)もその本で語っています。『まず第一に過去を知らなくてはならないと思いました』日本証券史は、明治から90年代のバブル崩壊までをカバーした書籍である。その時、何がどうであったかを記録した一級の資料である。特に第三巻は推薦本!令和の日本株投資を上手に生き抜くヒントがたくさん書かれていおますまずは、3冊を一気に読んでいただきたい。そして、テーマを決めてじっくり読...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

推薦図書:サブプライム問題とは何か

2007年10月に書いた春山の処女作   ITバブル崩壊後に世界で何が起こったのか?良かれと思って生まれたサブプライム住宅ローンが悪用されてしまった歴史の流れ金融政策の変化が生み出す経済の上下動バブルが崩壊する時に起こったことの詳細 下記は、本の執筆にまつわる話などを書いたブログ記事です(目次) サブプライム問題とは何か

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

推薦図書:政治の起源(上下)

株式市場は、各国の政治・経済・文化の上で価格形成されている。その政治部分の超長期の流れを知るための良書

View Article
Browsing all 500 articles
Browse latest View live